ワンピースの物語を語るうえで、避けて通れない“空白の100年”。この謎に包まれた歴史を解き明かす鍵こそがポーネグリフです。今回は、最新のストーリーをもとに、ポーネグリフに秘められた真実、そしてそれが意味する世界政府の恐るべき思惑を深掘りし、いくつかの大胆な仮説を提示します。
空白の100年とは？
“空白の100年”とは、世界政府が設立される前後の100年間の歴史が完全に隠蔽されている期間のこと。歴史の本文は一切存在せず、唯一記録として残っているのがポーネグリフです。つまり、この100年には、現在の体制を根本から揺るがす“禁忌の真実”が隠されていると考えられています。
ポーネグリフとは何か？
ポーネグリフとは、古代文字で書かれた石碑。世界各地に点在しており、3種類に分類されます。
- 歴史の本文（ヒストリーポーネグリフ）：空白の100年に起きた出来事を記録
- 情報ポーネグリフ：古代兵器の所在や場所などを示す
- ロードポーネグリフ：ラフテルへの道を示す“航路の鍵”
かつてオハラの学者たちはポーネグリフの解読を試みていましたが、世界政府のバスターコールにより抹殺されました。それほどまでに、政府は真実の暴露を恐れているのです。
ベガパンクと空白の100年の接点
エッグヘッド編で明らかになってきたのは、ベガパンクが空白の100年に強い興味を持っていたという事実。彼はオハラの焼け跡を訪れ、クローバー博士の意志を継ぐように古代文字や歴史に関する研究を続けていました。
そして、彼の研究が“ニカ”や“ジョイボーイ”といったワードにもつながっていることから、科学者としての領域を超えた“歴史の真実”に手をかけていた可能性が高いです。
大胆仮説：空白の100年に起きたこととは？
いくつかの仮説が考えられます。
1. Dの一族 vs 世界政府の前身
“D”の一族は、空白の100年に存在した“ある巨大な王国”の末裔ではないかとされています。その王国は高度な文明と価値観を持ち、世界を一つにしようとしていたが、世界政府の前身勢力により滅ぼされた。
2. 古代兵器は王国の守護者だった
プルトン、ポセイドン、ウラヌスといった古代兵器は、戦争を止めるために王国が作った兵器だったのかもしれません。しかし、それらの力を恐れた敵勢力が歴史から消し去ったとも考えられます。
3. ジョイボーイ＝ニカ＝“希望の象徴”
ジョイボーイは巨大な王国の“使者”であり、民衆に希望を与える存在だった。それが後世に“解放の戦士ニカ”として語り継がれ、今ルフィに受け継がれたとするならば…？
世界政府がそれを否定し続ける理由が浮かび上がります。
真実が明かされたとき、何が起きるのか？
もし空白の100年の真実が世界に広まれば、世界政府の正統性は完全に崩れます。天竜人の支配も終焉を迎え、世界の秩序は大きく塗り替えられるでしょう。
ロビンのポーネグリフ解読、ベガパンクの情報、サボの目撃証言などが繋がれば、物語は終盤に向けて一気に加速していくことは間違いありません。
まとめ
- 空白の100年は“ある巨大な王国”と世界政府の起源を巡る壮大な謎
- ポーネグリフこそがその真実を解く鍵
- ベガパンク、ロビン、ルフィたちがその真実に近づきつつある
- 真実が明かされることで、世界は再編される可能性が高い
読者のみなさんは、「空白の100年」に何があったと予想しますか？
ぜひコメントやSNSであなたの考察を教えてください！