『ONE PIECE』において、世界の均衡を保つ「三大勢力」のひとつである海軍本部。その中核を担う「海軍大将」は、まさに**“世界最強クラスの戦力”**として恐れられています。
今回は、現役大将たちの能力や思想、そして彼らが掲げる「正義」について徹底解剖します！
現在の海軍大将陣：個性と能力のバランス
1. 黄猿（ボルサリーノ）
- 能力：ピカピカの実（光人間）
- 特徴：光の速さで移動・攻撃できる圧倒的スピード
- 正義：「どっちつかずの正義」
- 黄猿の真骨頂は、冷静かつ感情に左右されないそのスタイル。中立的で読めない行動が多く、時に世界政府の命令すら曖昧にこなすことも。戦闘では機動力と攻撃力の両面で脅威となる存在です。
2. 藤虎（イッショウ）
- 能力：ズシズシの実（重力操作）
- 特徴：重力で敵を押し潰す、隕石を落とす等の広範囲攻撃
- 正義：「人間の正義」
- 世界徴兵で加わった新世代大将。視力を失っているが、それを補って余りある実力者。彼の掲げる正義は民衆に寄り添うものであり、世界政府のやり方に反発する姿勢も見せています。
3. 緑牛（アラマキ）
- 能力：モリモリの実（植物同化）
- 特徴：自然と一体化した攻防一体の戦闘スタイル
- 正義：「徹底的な忠誠」
- まだ戦闘描写は少ないものの、彼の自然系能力は大規模な地形変化すら可能とされ、今後の脅威になること間違いなし。世界政府への忠誠心が強く、上層部の意向に忠実な行動を取る点が特徴です。
海軍大将の“正義”とは？それぞれの思想に注目
海軍の「正義」は一枚岩ではありません。
それぞれが掲げる正義は異なり、その背景には個々の過去や思想が色濃く反映されています。
- 黄猿のようにバランスを重んじる者
- 藤虎のように民衆の声を優先する者
- 緑牛のように上意に忠実であろうとする者
これらの対立は、海軍内部の不安定さにも繋がっており、やがて“頂上戦争”を超える衝突を引き起こすかもしれません。
世界政府と海軍大将：協力か対立か？
興味深いのは、藤虎 vs 世界政府の確執です。
ドレスローザ編では、彼が天竜人や世界政府に対して公然と批判する場面が見られました。このように、一部の大将は政府の在り方に異を唱え始めているのです。
一方で、緑牛のように「上の命令は絶対」とする思想の持ち主も存在し、この思想の対立が**今後のワンピース世界の“分岐点”**となる可能性があります。
終わりに：最強の戦力、だが一枚岩ではない
海軍大将は確かに強大ですが、その内部には様々な「正義」が混在しています。
彼らが共闘するのか、はたまた対立するのか――その行動が世界をどう動かすのか、目が離せません。
あなたの推し大将は誰ですか？
今後も『ワンピース』に登場する海軍の動向に注目しながら、それぞれのキャラクターの成長や対立を深堀りしていきます！
次回は「五老星とイム様の真の狙い」について迫る予定です！